JFC改革の第1弾として、子供の自発性を触発する仕組みをいくつか考えています。
①学年キャプテン・副キャプテンの決定
5年生までは月替わりで各子供に、学年のキャプテンをやってもらいます。6年生は通年でキャプテン1名、副キャプテン2名を決定してもらいます。
(キャプテンが練習に来れない時のために副キャプテンは2名にしたいです)
やりたくない子は無理にやらせません。
練習・試合前の整列、体操、あいさつ、目標設定等、学年をリードするが役割です。チームをまとめる大変さ・チームワーク・規律の大切さ、目標達成時の充実感を体験してもらうのが狙いです。
②試合のワークシート
試合のチーム目標、個人目標、反省点、会場への行き方、持ち物、スケジュール等をまとめたシートに記入してもらい、試合に自主的に、目的を持って臨んでもらうのが狙いです。
低学年用、高学年用に分けて作成します。
試合でなかなか勝てないのは練習量や人数の要因で仕方ないとしても、だらーっと参加して何となく負けて帰ってくるのではなく、キャプテンを中心にチームや個人で目標を決め、それにチャレンジして、課題を見つけて次の練習に生かす、例え試合で負けても試合を意味のあるものにしたいです。
③リーダーシップ研修
グループにおけるリーダーとはカリスマ性や発言力がある人間だけがなるものではなく、色んなタイプのリーダーがいるものです。
また自分自身をチームとした場合、自分自身のリーダーは親や誰か他人ではなく、自分しかいません。
JFCにも色んなタイプの子がいますが、やらされてる感、ママに甘えてる感がまだまだ強いと感じます。(ウチの子も含め笑)
将来サッカーを辞めても、一人一人がグループや自分自身のリーダーとなって、設定した目標の達成に向けて自発的にチームや自分自身をリードする経験は、他の競技でも、勉強、仕事にもなんでも生かせると思います。
Jリーグのユースではいわゆるメンタルトレーニングと言われている練習です。JFCではなかなか座学の機会は無いですが、みんなが集まる合宿やイベントの時、また雨の日の教室練習で、三年生以上を対象にやっていけたらと思っています。
どれも実施にはそんなにハードルは高くないですが、子供たちがきちんと意義を理解してやってくれるかは不安ではあります。そこはなるべく子供たちにわかりやすい言葉や例を使って説明して行きたいと思いますので、是非ご理解とご協力をお願いします。
児玉コーチ
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