皆様、日頃のサポートありがとうございます☺
このところ熱中症関連のニュースがたくさん報道されています。
日本サッカー協会からも近年、夏場の練習や試合について熱中症の予防についてガイドラインが示されています。
今回JFCの熱中症対策について簡単にまとめましたので、ご一読いただければと思います。
JFAの熱中症予防ガイドラインのサマリ
なにはともあれ、まずは以下のJFAの熱中症対策ガイドラインのサマリページをご参照ください。
サッカーチームとしてのジレンマ
熱中症のガイドラインをまともに受け止めると、暑い期間は練習をしない方がいいという結論に帰結します。しかしこれでは7~9月は現実的にはほとんど練習できないということになり、選手個人やチームの弱体化に繋がります。
対策①JFCの熱中症対策
よってJFCとしてはガイドラインに従いつつ、状況に応じて「適切な判断」をしながら活動を実施することが求められます。
①ガイドラインどおり、WBGT31℃もしくは気温35℃以上になる場合、人工芝での活動は中止
②校庭の場合、スプリンクラーを数回使用できる条件下で、子供と気象環境の様子を見ながら練習を実施。スプリンクラー使用出来ない場合、ガイドラインに従いWBGT31℃(気温35℃)以上の場合は活動を中止
③練習試合や招待練習の場合でも、ガイドラインに添えない場合には、参加を断念し、当日でもお断りする。
対策②保護者の方のご協力
JFCの活動は当然強制ではありませんので、お子さんの参加の判断はご家庭に委ねられています。まずはご家庭にて以下の熱中症の対策をして頂くことで、リスクの事前回避をお願い致します。
①体調の悪そうな場合には無理に行かせない
②練習前日は十分な睡眠を取らせる
③朝ごはんをきっちり食べさせる
④十分な水分を持たせる
⑤なるべく練習に立ち会って観察する
⑥根性論で追い込まない
⑦当番の場合、スプリンクラーの複数回実施
また練習の中断はLINEで連絡しますので、子供が早く帰ってきても対応できるようにお願いします。
②については受験や塾などで寝不足の場合には無理に運動させないようにお願いします。
また④については大量に飲むと体内の電解質濃度が低下し逆にコンディションが悪くなりますので、適切な量を推奨してください。
対策③コーチが考慮すること
子供のサッカー人生は長く、少しの期間サッカーの練習ができなくても何ら人生に影響はありません。
また保護者の皆様は、常にコーチの判断を尊重して頂いています。
よってコーチは練習をする・しないの判断を常にしていく必要があります。
コーチが以下を実施しながら、積極的にリスクを回避しなくてはいけません。
①十分な休憩と水分を摂る時間を設ける
②子供への声掛け
③子供の様子を見て休ませる
④練習を中断・中止の判断をする
⑤根性論で追い込まない
⑥炎天下で長々と話さない
⑦スプリンクラーの依頼
以上、よろしくお願い致します🙇♀️
こだまコーチ☺
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