皆様、日頃のサポートありがとうございます。
今回は「合宿に参加する意義」について記載させて頂きます。
アメリカではサマーキャンプ
アメリカでは夏休みが長いため、子供たちは一般的にサマーキャンプというプログラムに参加します。期間(8週間のもあり)も価格(150万とかもあり…)も内容も色々なものがありますが、コーチが昔参加したものでは、プリンストン大学の寮に一週間くらい泊まったもの、障害者の施設で色々なお世話をしたものが記憶に残っています。
親が働いている場合がほとんどのため、長い夏休みに家にいても困るというのもありますが、それ以上にサマーキャンプには意味があります。
親元を離れる
子供の自立させるには、親の方から子供離れをするのが一番いいと思います。親としては心配な事もあると思いますが、育児とは子供のお世話ではなく、子供を一人前の人間にすることだと思います。よってそのような機会として合宿を考えていただければと思います。
8週間、親元を離れ異国の地で集団生活をする、そんなサマーキャンプに参加し、8週間後には別人のように成長して帰ってきた…という話を聞きました。親がいない、自分しかいない環境は子供を逞しくしてくれるようです。
また親がいないことにより、親に対する感謝の気持ち、普段の移住食環境のありがたさにも気付くはずです。
自分のことは自分でやる
JFCの子供たちを見ていると、
「ママ、水筒がない(半ギレ)」
「ママ、すね当てどうした?(キレ気味)」
というセリフをよく聞きます。子供も親がいるとどうしても甘えてしまいます。合宿では当然親はいません。自分のことは誰もお世話してくれません。初めはショックかもしれませんが、社会に出たら当たり前のことだと思います。
短期間の合宿でも、それを味わってもらえるはずです。
自分のことは自分でする=自分の普段の生活をしっかり計画的にやる、自分の周りや状況を考えて行動する、いわゆるOODAサイクルができるようになる一歩になると思います。
社会性と集団生活を身につける
今回参加させていただく谷戸フレンズの子供たちも普段は違う学校に通っています。また合宿地には色んな地域からいろんなチームが参加します。方言を喋る、全然違うサッカーをする、やたら元気、等々…そんな違う文化を見る、そんな子達と共に生活する、見て学ぶことも多いですし、世界は広いなぁ(まさに小並感)って思うはずです。
そんな中、自分がどのように彼らと仲間になり、どのように会話し、どのように自分という存在を出していくのか、どこが優れていてどこが足りないのか、サッカーだけでなくいろんな生活面で、体感してほしいと思います。
合宿に参加する歳
コーチの体感ではアメリカの幼児は日本の幼児より幼稚です。ただティーンになる頃には完全に逆転し、日本のティーン、ヘタすれば日本の大人の方が、アメリカの高校生より幼稚です。
この期間何が起こっているのか、もちろん学校でも教育も大きいですが、サマーキャンプや各種のプログラムのインスピレーションにより、アメリカの子供の方が圧倒的に自立して、自分の考えや計画、個性、リーダーシップを持っている場合が多いです。
一般的にサマーキャンプは八歳から行き始めます(6歳とかもありますが日帰りです)。
おそらくこれ以下ですと自分の事が自分でできる下地がまだないのと、精神的にまだ幼児な部分があるためホームシックにかかって楽しめなかったり、トラウマになったりする可能性が高い(おそらく統計上)と言われています。
うちの子はどうかな…と思ったら参加!!
上記のメリットを見ると、ROI(費用対効果)の高さは歴然です。
JFCのみんなも3年生から上の学年の子は、是非是非是非、是非、参加してほしいと思います。
ママ達の参加はなるべくしないで笑、ただ行かせてあげてください。
前向きなご検討よろしくお願いします。
(自分もコーチとして参加を検討します)
児玉コーチ
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